グリチルリチン酸ジカリウムの成分と効果|女性用育毛剤マニア

グリチルリチン酸ジカリウム

 

「夕方になると、髪が脂くさい…寝起きから頭皮がかゆい…」

 

しっかりと髪を洗っているのに、頭皮のにおい気になる…、かゆい…と、悩んでいませんか?

 

頭皮トラブルの悩みはなかなか人に言いにくいので、「もしかして私だけ…?」と不安になってしまいますが、実は、頭皮トラブルで悩んでいる女性は、意外に多いです。

 

そして、この悩みを持っている人のほとんどが、髪のやせ細りやかゆみといった薄毛の悩みを持っています。

 

頭皮トラブルをお持ちの方に、効果があるのが、「グリチルリチン酸ジカリウム」という成分です。

 

あまり、聞いたことのない成分かと思いますが、頭皮環境を整えるのに必要不可欠な成分ですので、ここでは、しっかりとその働きや効果を見ていきたいと思います。

 

 

 

 

頭皮トラブル改善は「皮脂分泌」「常在菌」がカギだった!

 

頭皮トラブルとは、その名の通り、頭皮に起きるトラブルのこと。代表的なトラブルとして、かゆみやにおい、ニキビ、フケ、べたつき、湿疹…というものがあります。

 

これらの代表的な症状を大きく分けると、1つの原因に行き着きます。

 

その原因とは、「常在菌のバランスが乱れること」

 

頭皮には、マラセチア菌という常在菌が存在しており、この菌は地肌から分泌される皮脂をエサに生きています。

 

分泌された皮脂は、マラセチア菌が活発に働いたり、活動を抑えたりして、頭皮の皮脂量のバランスを一定に保つことができているのです。

 

「頭皮環境は、マラセチア菌によって守られている!」といっても過言ではありません。

 

 

皮脂の過剰分泌が気になる人の場合

頭皮のにおいやニキビ、べたつきに悩んでいる人は、皮脂が過剰に分泌されているか、マサラチア菌の働きが弱まっているのかのいずれかが原因です。

 

皮脂の過剰分泌される理由としては、男性ホルモンが活性化や、唐揚げやポテトチップスなどの脂物の摂り過ぎが原因です。

 

マラセチア菌が正常に機能していれば、皮脂が多少いつもより多く分泌されても、マサラチア菌が皮脂を分解してくれるので頭皮は良い状態を保つことができます。

 

しかし、マラセチア菌が何らかの理由で少なくなっていたり、マラセチア菌では分解できない量の皮脂が分泌されてしまうと、頭皮の皮脂は分解されずに残ってしまいます。

 

これが、頭皮のべたつきやニキビといったトラブルが起きるメカニズムです。さらに、皮脂が時間とともに酸化し、「臭い気になる…」という悩みがでてきます。

 

 

頭皮の乾燥が気になる人の場合

反対に皮脂が不足して起きる頭皮トラブルは、頭皮のかさつきやかゆみ、湿疹、フケなどです。いわゆる、頭皮の乾燥が原因ですね。

 

意外に思うかもしれませんが、頭皮の乾燥が起こるメカニズムとしては、まずは、皮脂の分泌過剰が原因になります。

 

 

「え?皮脂が過剰に分泌されているのに、なんで乾燥するの?」と不思議ですよね。

 

 

気温の変化や食生活の変化などで、皮脂が過剰に分泌されると、まず、髪はべたつき始めます。これは既にお伝えしたのでお分かりいただけたかと思います。

 

マラセチア菌は、「皮脂が多いぞ!食べろー!!」とその数をどんどんと増殖させ、過剰な皮脂を分解していきます。

 

マラセチア菌の増殖がうまくいかない人は、髪のべたつきやニキビ、臭いなどのトラブルがでるのですが、頭皮環境が正常で正しくマラセチア菌が働いている人はどんどんマラセチア菌は増殖していきます。

 

マラセチア菌が皮脂を食べなければ、髪はべたつきますので、ここまでは、正常な頭皮環境を守るうえで、正しい反応が出来ているといえます。

 

「がんばれー!マラセチア君!どんどん余分な皮脂を食べて頭皮環境を正常に戻して!!私を禿げさせないで!!」とマラセチア菌を応援したいくらいの気持ちになりますよね。

 

いらない皮脂を一生懸命食べるマラセチア君ですが、実はマラセチア君、皮脂を分解した後に、「脂肪酸という代謝物」を出します。

 

この「脂肪酸」が少々厄介で、脂肪酸は頭皮に刺激を与え、頭皮のターンオーバーを早めてしまう働きがあります。

 

頭皮のターンオーバーは通常、28日周期なのですが、これが脂肪酸の刺激により7〜21日に短縮されてしまいます。

 

 

「28日が7日ですよ!?」

 

 

10ヶ月で生まれる赤ちゃんが3ヶ月もしない時に生まれるのを想像してください。

 

本来であれば、28日で生まれ変わるはずの細胞が、最短7日で剥がれ落ちるのですから、頭皮はバリア機能を失っていきます。

 

バリア機能が弱まってしまうと、少しの刺激でも湿疹がでたり、未成熟な頭皮がパラパラとフケとして落ちていったりするようになります。

 

冬になって、足が乾燥すると、ピリピリとかゆくなったり、粉を吹いたりした経験がありませんか?それと全く同じことが頭皮で起こります。

 

つまり、「頭皮が乾燥している」と一口にいっても、皮脂は十分に分泌されているのです。これが、頭皮が皮脂過剰により乾燥するメカニズムです。

 

頭皮トラブルを根本的に改善するには、「皮脂分泌量をコントロールする」ことと、「常在菌の量を調整する」ことが必要なのです。

 

そして、この2つをコントロールしてくれる成分が「グリチルリチン酸ジカリウム」です。

 

 

 

グリチルリチン酸ジカリウムってそもそも何?

 

グリチルリチン酸ジカリウムとは、甘草エキスのこと。甘草は、薬用植物として昔から世界中で広く利用されてきました。

 

その歴史は古く、四千年以上前から使用されており、古代エジプトのツタンカーメン王の墓地や、日本では、奈良の正倉院にも保存されています。

 

甘草は、その効果の高さから、「生薬の王」と称されています。

 

 

グリチルリチン酸ジカリウムの効果とは?

グリチルリチン酸ジカリウムの主な効果は以下の通りです。

 

  • 抗炎症作用
  • 抗アレルギー作用
  • 殺菌作用
  • 敏感肌症状改善作用
  • 化粧品使用時の不快感軽減

 

 

抗炎症作用は、炎症を抑える効果があるので、ニキビや湿疹ができている場合にすばやく作用します。

 

抗アレルギー作用は、かゆみを抑える効果が、殺菌作用は、増えすぎた常在菌マサラチア菌の数を抑制する効果があります。

 

さらに、グリチルリチン酸ジカリウムには、敏感肌の人にも刺激がないようにしたり、育毛剤を使ったときの不快感も軽減する作用があるので、頭皮トラブルに効果があるだけでなく、育毛剤の刺激をも軽減してくれる効果があるのです。

 

グリチルリチン酸ジカリウム自体には、髪を生やす効果はありません。しかし、グリチルリチン酸ジカリウムは、頭皮トラブルを抑え、頭皮環境を整えるには必要不可欠な成分です。

 

どんなに髪の効果のある成分をつけても、頭皮環境が乱れたままでは、育毛の効果は実感できません。

 

 

グリチルリチン酸ジカリウムの安全性は?副作用はないの?

頭皮環境を整えるのに、良いことづくめのグリチルリチン酸ジカリウムですが、「副作用はないの?」とその安全性が心配になりますよね。

 

先に書いたように、グリチルリチン酸ジカリウムは、植物の甘草から作られています。

 

そして、甘草は、化粧品だけでなく、漢方薬、外用薬、注射薬、点眼薬の医薬品、また、甘味料として食品にも多く利用されています。

 

もともと、植物性のエキスですし、副作用などの危険性はありませんので、安心して使用できる成分です。

 

 

 

 

 

まとめ

 

グリチルリチン酸ジカリウムが、「頭皮環境を整えるのに不可欠な成分」だということ、お分かりいただけましたでしょうか?

 

頭皮環境が乱れていると、髪1本1本が元気に育たなくなるので、頭皮の悩みから薄毛の悩みに繋がっています。

 

これは逆に言うと、

 

 

「薄毛になっているということは、頭皮の問題がおきているということ」

 

 

頭皮のかゆみを感じていたり、フケが出ていたりという場合は、できるだけ早く対処することが大切ですね。

 

 

 

 

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