《徹底検証》女性の薄毛は遺伝なの?ウソ?ホント?

薄毛と遺伝

 

 

「うちはお母さんが薄毛だから、私もきっとハゲる〜!」

「〇〇さんちは親両方ともフサフサだから大丈夫だね!」

「おじいちゃんがツルツルだから、隔世遺伝で将来ハゲると思う…」

 

私たちが何気なく思っている、“薄毛は遺伝する”という感覚。

 

肌の色、目の色、髪の色、肌質、体質、髪質、知力、スポーツ能力…に至るまで、私たちの体に存在する特徴のなかで、両親から受け継いだ遺伝子に関係しないものはほとんどないといわれています。

 

髪質や髪の量も、もちろん両親からその特徴を受け継ぐので、両親が、または、両親のどちらかが薄毛であれば、「自分も薄毛になるのでは?」と心配になってしまうのは当然です。

 

ここでは、髪質や髪の量がどのくらい親から受け継がれるのかを検証していきたいと思います。

 

 

 

 

男性に比べて女性の薄毛の遺伝リスクは低い!?

 

一般に、男性に比べて女性の薄毛の遺伝リスクは低いといわれています。

 

少し難しい話になりますが、髪の毛根は、受精後2〜3ヶ月に毛包ができ毛母細胞が完成するようになっています。毛母細胞とは、髪の毛を作り出すお母さん細胞ですね。

 

かなり早い段階で、髪質や髪の量、髪の色、髪の寿命などの、髪に関する遺伝子が決定しているんですね。

遺伝子には、X染色体とY染色体があり、髪の遺伝子情報はX染色体内に存在しています。薄毛の情報があるX染色体を受け継いでしまうと、ハゲてしまうのかな?と思いがちですが、話はそう単純はありません。

 

薄毛の遺伝子をもつX染色体を受け継いでも薄毛にはならないことがあるのです。しかも、薄毛の遺伝子を受け継いでも、実際にはハゲない人が女性には多いといわれています。

 

あくまで、数字上の話ですが、女性の薄毛が遺伝で表面化するリスクは25%〜29%、男性は71%〜75%と考えられています。

 

同じように、薄毛の遺伝子を受け継いでも、女性と男性でこれだけ薄毛のリスクの差がでているには理由があります。

 

 

「女性と男性では、この薄毛のX染色体の遺伝の性質が違うのです!」

 

 

学生の時、「劣性遺伝」や「優性遺伝」ということを学んだことを覚えていますか?「え〜全然覚えていない〜!」「…なんか聞いたことはあるかも…?」という感じですかね?

 

瞳の色は黒の方が優性なので、黒い瞳の人と青い瞳の人の子供は瞳が黒くなるというのが優性遺伝です。

 

この優性遺伝の性質は男女で変わることはないのですが、薄毛の遺伝子だけは、男女で遺伝の性質が違っており、女性の場合だと「劣性遺伝」の性質があり、男性の場合だと「優性遺伝」の性質をもっています。

 

「劣性遺伝」とか「優性遺伝」と言われてもピンとこないかと思いますが、薄毛の遺伝子が「劣性遺伝」の性質を持っている女性は、父親と母親、どちらもが薄毛の遺伝子を持っていなければ、薄毛が表面化することがありません。

 

対して、「優性遺伝」の性質を持っている男性は…、片親どちらかでも薄毛の遺伝子があれば、薄毛が表面化してしまうのです。

簡単に言ってしまうと、

 

 

「男性は女性の3倍薄毛の遺伝子を引き継ぎやすいということ!」

 

 

つまり女性は、男性よりも薄毛の遺伝子を引き継ぎにくいということです。

 

薄毛の遺伝子研究に関しては、同じ遺伝子を受け継いでも、薄毛の症状が同じでなかったりと、まだまだ明らかになっていない部分も多く、「へ〜男性に比べると女性は薄毛の遺伝リスクは低いんだな〜!」くらいに思っておいたらOKです。

 

 

親から引き継ぐ遺伝子以外の薄毛要因とは?

 

分泌される性ホルモン量も、薄毛には大きく関係してきます。男性の薄毛であるAGAも女性薄毛であるFAGA(びまん性脱毛症)も、どちらもメカニズムは同じということがわかっています。

 

男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結びつき、ジヒドロテストステロン(DHT)が生成されることによって薄毛は進行していきます。

 

そして、最近の研究では、DHTが大量に分泌されてもアンドロゲンレセプターと呼ばれる毛乳頭細胞内にある男性ホルモンの受容体が、それを受け取らなければ薄毛にはならないということがわかってきています。

 

といっても、このアンドロゲンレセプターの量を減らすところまではまだ行っていないので、実際の薄毛の治療ではこのDHTを減らす方向で行われています。

 

この薄毛のメカニズムは、男性と女性に共通しているのですが、そもそも男性ホルモンの分泌量は男性の約10分の1ともいわれており、男性に比べて、前頭部や後頭部からツルっとハゲる心配は女性にはまずありません。

 

さらに、女性には女性ホルモンという髪が抜けないように促す女性ホルモンも分泌されているので、薄毛の遺伝子を持っていたとしても、正しい&早めの対策を取ることで薄毛のリスクを回避することが可能ですのでご安心くださいね。

 

 

 

薄毛遺伝子に抗え!正しい薄毛対策とは?

 

遺伝により、薄毛が受け継がれるといっても、女性の場合その影響はかなり限定的だと考えられています。

 

もしあなたが薄毛でお悩みなのであれば、遺伝子の心配よりも、食生活や生活習慣の見直しの方をするべきです。

強いストレスや乱れた食生活、慢性的な睡眠不足、タバコやアルコール、紫外線などは薄毛を悪化させる大きな原因です。

 

これらの原因は、薄毛を進行させる根本的な問題である、血流不足や頭皮環境の乱れ、栄養素の不足を引き起こします。

 

血行改善

薄毛を加速する最も大きな問題は、血流が不足することです。強いストレスや慢性的な寝不足、タバコ、アルコール、運動不足…が続くと、血管は収縮し、体は低体温化し、髪によって必要な栄養素が毛母細胞まで行き着かない状態になります。

 

血流が悪い状態が続くと、頭皮は、固くなり、頭皮環境も悪化…、さらに髪の毛は育ちにくい環境になっていきます。薄毛でお悩みであれば、まず、頭皮の血行促進から始めましょう。

 

運動したり、ショウガなどの血流を改善する食生活をするのはもちろん、指の腹で優しくマッサージしたり、頭皮をブラッシングしたり、血流を改善する成分の入った育毛剤を使用していきましょう。

 

 

頭皮環境を整える

強いストレスを受けたり、過度な飲酒を行うと、頭皮に分泌される皮脂の量が乱れます。皮脂が多く出て、頭皮が脂っぽくなったり、反対に皮脂が少なくなって、フケがでたりと症状の出方は様々です。

 

どちらにせよ、頭皮環境が乱れていることに変わりはありません。頭皮環境が乱れ、皮脂やフケが毛根に詰まると、髪の毛は健康に生えることができなくなり、だんだんと細く弱い毛になってしまいます。

 

ストレスをなくすために仕事や学校、家庭を放り出すということはできませんが、少しでもストレスを緩和するために、休みの日にはショッピングを楽しんだり、温泉に行ったりと、好きなことを思いっきり楽しむ時間をとるようにしましょう。

 

 

髪に必要な栄養素をとる

血流を改善し頭皮環境を整えても、髪にとって必要な栄養素が不足していれば、髪は育つことができません。

 

髪にとって必要なタンパク質やビタミン、ミネラルなどの髪に良い栄養素を意識した食生活をするようにしましょう。

 

「なかなか忙しくてそこまでできない…」という方は、髪に必要な栄養素を補うサプリメントや育毛剤を上手に活用しましょう。

 

 

 

 

まとめ

 

両親の薄毛が女性に遺伝にすることは男性に比べてかなり低い確率といえます。

 

例え、薄毛の遺伝子を受け継いだとしても、男性ホルモン・テストステロンの量が男性よりも少なく、女性ホルモンも分泌されていますので、薄毛の遺伝子が強く表面化することはないのです。

 

女性の場合だと、薄毛の遺伝子を心配するよりも、食生活や生活習慣を見直すことの方が薄毛予防・改善の近道だといえます。

 

正しい&早めのケアで、女性の薄毛の悩みは解決していくことが可能ですので、安心して薄毛改善に取り組んでいきましょう。

 

 

 

 

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